緑地保全を求める陳情の現地視察に行きました
川崎市議会は、提出された請願や陳情の審査のために、まず現地を視察します。この視察は提出者の思いを受け止め、しっかり審査するために、欠かせません。今日は多摩区西生田の緑地保全の陳情を受け、まちづくり委員会で現地を訪れました。
ここは11年前にマンションの計画が起こり、まわりの住民が住環境を破壊すると反対の声を上げたところです。当時も議会でずいぶん議論しました。ところが未だに放置され、クズの葉でおおわれてうっそうとし、不法投棄までされていました。もうこうなったら、緑地として保全してほしいという陳情が出たのです。
近所の方が家の駐車場に入れてくれて全体が見渡せましたが、本当にクズの葉でなんの木があるのかもわからなくなり、コンクリートガラが捨てられていました。
折しもきれいな秋晴れの朝。まわりはびっしりと家がたちならんでいるのに、ここはケヤキの大木が風に揺れ、カラスウリが赤く色づいています。下草をきれいに刈って整備したら、ステキな散歩道になるでしょう。
市街化が進んで身近な自然が少ない川崎市だからこそ、こういうところを残すべきだ、とがんばって主張しようと思います。
