井口まみ
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中野島の浸水対策がすすみます

中野島6丁目、中野島中央通商店街は、近年のゲリラ豪雨で何度も浸水し、昨年8月は2度にわたり床上浸水が起こる事態に。井口まみ議員は市議会で繰り返し対策を求め、ついに昨年の十二月議会で、大きな雨水管が6丁目まで伸びることがわかりました。

中野島の浸水対策は、「登戸雨水幹線」という大きな雨水管を、登戸ポンプ場から引いてくることになっていますが、工事は遅々として進まず、なかなか中野島まで来ません。ようやく昨年、カリタス学園までの工事が行われるようになりましたが、最も被害が大きい6丁目まで来るのは一体いつになるのかといわれていました。

来年度、商店街までの区間着工

井口まみ市議が、十二月議会で登戸雨水幹線の進捗状況について質すと、斉藤建設局長は、この幹線は浸水被害の状況に応じて優先的かつ集中して整備しており、現在は(登戸ポンプ場から整備してきて)中野島4丁目のカリタス学園前を施工している。今後、カリタス学園前から中野島中央通商店街までの約290メートルの区間を、来年度中(今年4月から来年3月の間)に着工すると答弁。

さらに建設局長は、工事完成後、中野島中央通商店街に幹線を敷設し、浸水の要因となっている中野島6丁目付近の用水路からの雨水を、登戸雨水幹線にとりこむことで浸水の軽減を図る計画を明らかにしました。

駅前の雨水は大丈夫か
中野島地域では、駅前の新多摩川ハイム脇の線路沿いも頻繁に浸水します。建設局は、中央通商店街まで雨水幹線が延びれば、用水路の負担が軽減され、駅前の雨水は用水路に飲み込まれると予測していると述べています。

井口市議は、布田の皆さんは、『雨が降ると身がすくむ』と言っておられる。一日も早く整備していただき、それで本当に大丈夫か、しっかり見ていきたいと述べ、「枝管も同時に整備しないと完全ではない」と指摘。整備を急ぐよう求めました。
中野島の浸水対策がすすみます