井口まみ
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国民健康保険制度が変わる。学習会に行ってきました

IMG_0860今日は、川崎市社会保障協議会の主催で、国保の県単位化についての学習会でした。これまで川崎市が主体だった国民健康保険が、神奈川県が主体となり、市といっしょに運営するというのです。市民に一番関係のある保険料の決定は市が行い、県は市から納付金という形でお金を取るのですが、一体市町村は県にどのくらい払うのか、市町村の保険料はどうなるのか、市民には全く説明がないまま2月になってしまい、医療関係者や市民団体が不安を抱えての学習会でした。

神奈川県の社保協の方を招いてお話を聞いたのですが、肝心の川崎市の情報がなくて、私も本当はちゃんと調べていくはずだったのに、病み上がりの第1歩だったので何も準備できず、不安はそのままとなってしまいました。講師の住んでいる相模原市ではすでに平均5%の保険料の値上げになることが明らかになっているとのこと。

国民健康保険はどんな人でも入れる、医療保険の最後のとりでです。そのとりでの保険料がこんなに高くてはらえないのでは、社会保障とは言えません。討論では川崎市が差し押さえを頻繁にやっていることが明らかになり、一体誰のための国保かと怒りになりました。予算議会が始まります。市民の声をしっかり届けなければ。