井口まみ
井口まみ井口まみ

六月議会は嵐のようでした

2008,07,02, Wednesday

いつものことですが、議会が始まると、あっという間に終わってしまうような感じがします。今回は、住民投票条例をめぐって深夜までがんばったこともあり、すごーく働いた!気がします。
住民投票条例は、委員会で異例の15時間の審議の結果、結局日本共産党以外の賛成で条例案の本文には何も手をつけずに可決されました。本会議での採決に当たって、日本共産党は抜本的な修正案を出しましたが、自民、民主、公明、ネットの議員が反対し、否決。詳しい内容や、日本共産党の立場は、議員団のホームページ(委員会の様子の中に見解を盛り込んでいます)を見ていただくとして、委員会の審議のなかでは「納得できない」といっていた議員もいたのに、その人も含め議案に賛成するのは、理解できません。結局市長の与党だから、市長から出された議案は賛成するものということになっているのですね。
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なんとしても納得がいかない私たち。本会議の採決に先立って、党を代表して議案に対する意見を述べる機会があるのですが、今回は私に順番がまわってきて、みんなの思いを集めた原稿を、力を込めて読み上げました。「これでは住民投票条例ではなく、市長の投票条例になりかねません」。
条例案が提出されてから1か月。短期間に署名を集め、傍聴をしてきた市民の皆さんは、本当に川崎の民主主義の行く末を心配しています。その思いを議会で代弁する役割を実感しました。市長が市民の声をおさえようとすればするほど、民主主義を守りたい人たちの声は夫大きくなるでしょう。それが川崎のすばらしさだと思います。