井口まみ
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第7回川崎の市民劇は「日本民家園ものがたり」です

60108808_1213294328852493_8152167748252729344_n「日本民家園ものがたり」という舞台を見てきました。

川崎の歴史からオリジナルの戯曲を書き上げ、市民が出演する「川崎郷土・市民劇」は第7回になりました。今回は生田緑地にある日本民家園が舞台です。川崎に住む人々の生活に思いを寄せる小川信夫さんの筆が冴え、心打つ舞台を見ることができました。

生田緑地は多摩区に広がる広大な緑地です。この中に東日本一円の古民家や武家屋敷などが集められ、名前も「日本民家園」という野外博物館があります。こんな博物館をどうして川崎がやっているのか、そこには、文化財保護に奔走した1人の職員がいたのでした。

川崎市民の多くが地方から出てきて働いている。ふるさとはどんどん変わっていき、家もなくなっていく。そのふるさとの古い、住み続けてきた家を川崎に移築し、ここにふるさとの集落を作ろう。そう訴えて「日本民家園」の創設したのです。そうだったのか。

日本民家園、あらためてもう一度行ってみよう。「民家園ものがたり」は、5月11日、12日は午後2時から多摩市民館、18日、19日は2時からエポック中原です。