井口まみ
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くらしの相談センターが恒例の忘年会をやりました

79284256_1386561488192442_2933428896135118848_n私が所長をしている「くらしの相談センター 多摩」の恒例、忘年会を開きました。

会費は1000円で、飲めや歌えやの宴会です。食べ物はすべてスタッフの手作り、お酒は差し入れ大歓迎。今年はレギュラーの六年生バンドと相談センターフォービューティズの他に、ギター漫談に日舞です。やんやの喝采でした。

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こんな忘年会をやろうと思ったのにはわけがあります。先輩の川崎区の宮原春夫元市議が始めたくらしの相談センターの大規模な忘年会の始まりが、1人の生活保護を利用する高齢者のつぶやきでした。「おれはもう何年も忘年会なんて行っていない」。苦労して生きてきた人たちが、1年に一度くらい安い会費でその苦労を忘れて楽しむ日を作るのも、相談センターの役割だと。

79955779_1386561631525761_4895223245160054784_n私も相談センターを始めてから出会った多くの人たちが、宴会なんて無縁なつましい生活をしています。私たちもなんとか安く忘年会をやろう!スタッフが意気に感じて、前日から用意して、がんばってローストチキンに巻き寿司、豚汁など、たくさん並べてくれるのです。

今日も「毎年楽しみにしている」ときてくれた方は、5年も前に、高齢で仕事がなくなって困り果てて相談にこられた方でした。今もいろんな困難を抱えていますが「楽しかった」と帰って行かれました。

お世話になっている弁護士や司法書士の方々にも暖かいご挨拶をいただき、元気をもらったのは私たちのほうです。

政治が良くなれば相談センターなどいらないだろうに。来年もセンターはがんばりますが、何より政治を良くしないといけません。次はいい政治にして、忘年会をやりたいです。