井口まみ
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-よみうりランド埋め立て問題-住民の皆さんと懇談しました

夜には雪が降るという予想。でも7時ころは雨だったので車で出かけました。菅仙谷という地名はまさに、仙人が住む谷ということでしょう。緑に囲まれて静かな住宅街が広がる一角で、「危険な埋め立てから菅仙谷を守る会」の皆さんと懇談をしました。

管には3人の市会議員が住んでいるため、3人と懇談したいという申し入れでした。私はこの運動が始まった最初から計画に問題意識を持っていたので、皆さんのお話に、一つ一つ共感を持って聞いていたのですが、詳しい話は初めてという議員さんもいて、やきもきされた方もおられたでしょう。

懇談の中で谷戸の一番上のほうに住んでいる方が「よその人には、川崎の隅のほうの、ちょっとした埋立てにしか見えないかもしれないが、私たちにとっては、ある日うちが押しつぶされて命を落とすかもしれないというたいへんな問題。そういう気持ちをきちんとうけとめてほしい」と訴えられました。本当にそうだとおもいました。いま、議員として何ができるか。それを真剣に考えなければならない。

「よみうりランドの計画を変えさせるのはむずかしいから、補償の交渉も視野に入れたらどうか」とか、「撤回とか反対とか言う言葉を使うと、ほかの議員はのってこない」などのアドバイスをした議員さんもいましたが、私は違うと思います。ダメなものはダメなのです。私はそういう立場でがんばろうと思いました。

白熱した話し合いを終えたら、もう9時。雪がしっかり積もっていました。そろそろと車を走らせて、無事帰り着きました。