井口まみ
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稲田堤駅の仮改札口の安全対策を川崎市とJRに申し入れました

JR南武線の稲田堤駅は現在、橋上駅舎化のための工事の真っ最中です。人口も利用者もどんどん増え続けるのに、線路の北側にしか改札口がなく本当に危険で、長年にわたって求め続けてきて、ようやく実現に向かっています。

0807JR横浜支社交渉2工事は線路の両側に階段やエレベーターを作る工事に入りました。今使っている改札口の場所も階段になるので壊すことになり、仮改札口を作ります。先日川崎市とJR東日本が、この仮改札口の場所を公表しました。それが狭い一方通行の道路に面した場所で、「これでは危険でははないか」と「稲田堤駅周辺の環境をよくする会」が施設が出来上がる前に再検討してほしいと、川崎市とJRに申し入れを行いました。

IMG_2482まず、施工主体の川崎市のまちづくり局に対し、7月29日、申し入れを行いました。市によると平日朝7時から9時が利用のピークでその時に電車に乗る人が1万人、電車から降りて改札を出る人が3千人とのこと。今は改札口の前に少し広いところがありますが仮改札の前にはないため、入りきらない人が前面の狭い車道ににはみ出す可能性がある、対策を、と強く求めました。川崎市は周辺の実態は把握しており、「これが最善の方法と判断しているが、対策は検討してみる」とのことでした。

0807JR横浜支社交渉8月7日、工事を請け負っているJR東日本横浜支社に畑野君枝衆院議員と申し入れに行きました。JRは当初「今の改札口の機能と全く同じものを作るので問題はない」と言いました。会の皆さんは手作りの図を示して危険性を訴えました。私も「前面道路の形状も改札の中の広さも今とは全く異なる。そういうことも検討したのか」と問いただしましたが、どうも詳細に検討した様子がありません。「今日こうして改めて実情をお伝えしたので、それをもとに市と検討して、もし安全性に不安があるなら再度検討してほしい」と求めると「本当に問題点があるなら対処する」という答えをいただきました。

こういう現場の声が本当に大事です。実際に仮改札口ができるのは来年6月なので、それまでに具体的に検討してもらうよう声を上げていきたいと思います。