井口まみ
井口まみ井口まみ

北上市、仙台市に視察に行きました

その日の前までは、最高気温マイナス2度などと報道されていたので、しっかり着込んで行ったら、3月並の暖かさになってしまった東北地方。汗をかきながらの視察になりました。今回も盛り沢山の内容でした。

岩手県北上市では、地元の製造業を守るため、行政が先頭にたって人材育成を行い、中小企業の悩みを市長先頭に聞いて回って、解決をはかるという取り組みをリアルにうかがいました。県立工業高校を寄附を募って誘致し、さらに高度な技術を持つ若者を地元で育成するため、その工業高校に専攻科をまた誘致して、この地で操業すれば優れた技術を持っている人をすぐ雇えるからと、ほかの土地に移転してしまう企業が、ほとんどないというのです。

また、市長、副市長など幹部職員が毎年、一年間に100社、市内企業のほぼ半分を回り、要望を聞いてくる。出た声には必ず対応し、次回はその資料をもとにまた訪問するというのを、もう七年も続けています。それだけ至れり尽くせりしてもらったら、撤退なんかできません。

ひるがえって川崎は。あぁ、ため息、です。大都市川崎には、もっとできることがあるはず。準備の始まった代表質問に生かしていきたいと思います。

仙台の様子は次回へ。