井口まみ
井口まみ井口まみ

今年の出初式はよみうりランドでした

2009,01,13, Tuesday

太陽を真正面から浴びて、ほかほかとあたたかい6日、多摩区の消防出初式でした。会場は初めて、よみうりランドの駐車場。なんと3000人のお客さんがおいでになり、ぎっしりと人が見つめる出初式になりました。
私は議員になるまで、消防というのは消防職員だけでやっているものだと思っていました。地域の若い人たちが、仕事を持ちながらほとんどボランティアで消防団に組織され、手弁当で訓練をして、消防署の職員と協力して火事や災害に対応しているということを知り、そのご苦労にはほんとうに頭が下がる思いでいます。その活動を市民の皆さんに知らせ、防火や災害の備えの意識を高める機会になる出初式にこんなにたくさんの人がおいでになり、本当にうれしく思いました。
でも、消防団の皆さんに会うといつも言われることがあります。みんな仕事を持ちながら、訓練を行い、いざとなれば命をかけて出動します。自分たちにも生活がある。そうそう仕事を休んで出て行くわけには行かない。家族にも迷惑をかけている。もっとこの負担を軽減できないか、ということです。多大な犠牲を前提にお願いするのはやはりおかしいのではないか。もっと行政ができることがあるのではないか。私の今年の宿題です。私は今回の出初式での議員代表の挨拶をさせていただいたので、そんな思いも述べました。
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恒例の一斉放水は、太陽の光に向かって行われ、こんな幻想的な写真になりました。今年も大きな災害が起きず、無事平穏に過ごせますように。