自治体学校に参加しています
松本市で開催されている自治体学校に参加しています。自治体とは何か。憲法はどんな自治体を求めているのか。ここでいつも学ぶことはその原点です。
自治体学校は、自治体問題研究所という、憲法に保障された地方自治の本旨を実現するために活動する団体が、全国の都市を渡り歩いて数百人規模で毎年開催して、６４回め。コロナでおととしと昨年はzoomでしたから、3年ぶりに外に出かけての開催です。日頃じっくりと学ぶことが難しいので、こうした機会は本当に貴重なのですが、コロナの急拡大で、最後まで迷いました。この2年半の経験と知見を生かして細心の注意をはらっていこうと決めて、参加しています。
1日目は全体会で、中山徹さん（奈良女子大教授・自治研理事長）と室崎益輝さん（兵庫県立大学特任教授・神戸大名誉教授）の記念講演、全国の自治体の報告は、それは示唆に富むものでした。中山先生の参院選の分析は納得できたし、「まちづくりとは、道路やビルを作ることではない。住民がどういう街を作ったらここにすみ続けるかを話し合うこと」という話は最後の最後にはしょってしまわれたのがとても残念で、もっと聞きたい！と思いました。
室崎先生の怒涛の講演はもったいなさすぎ。防災政策の最前線という話でしたが、初めて聞くことが多く、これは改めてうかがいたいと思いました。
静岡、名古屋、吹田、横浜の労働組合の頑張っている様子には、心打たれました。市民課窓口業務の民間委託を止めた吹田の頑張りには自治体職員の本来の姿を見ました。
３日間の予定です。天気は最高で、川崎のあの刺すような暑さもなく、快適です。しっかり勉強します。
