旧国立競技場の壁画がよみがえりました

2022.9.30

うれしい知らせが届きました。これも長い時間がかかりましたが、願いが実現しました。

オリンピックを前に旧国立競技場が壊されましたが、そのなかに50年前に日本を代表する画家の皆さんが作った大きな壁画がありました。これも壊されると聞き、2015年、画家やその遺族の皆さんが「新しい競技場に残すべき」と署名運動もして求めてきました。大沢昌助さんという画家のお孫さんの訴えで、畑野君枝衆議院議員に仲介してもらい、あの！武藤事務局長にも直接訴え、残すことにはなったものの、競技場の設計は変わるし、オリンピックは伸びるし、まったく先がわかりませんでした。挙句の果てに畑野議員が落選してしまい、どうしようかなあ、と思っていたところでした。

今日、大沢さんのお孫さんから連絡があり、「新競技場の中に移築された」というではありませんか！。映像プロデューサーらしく、素晴らしい動画が送られてきました。これを見て、大沢さんたちの「残してほしい」という熱い思いがよみがえり、ぐっと来てしまいました。

https://youtu.be/9pkH9xPuNGI

あしかけ7年。この間、代々木競技場に積まれていたので、保存状態も心配でしたが、大丈夫そうです。これは見に行かなければ。

写真は、大沢さんの動画からとったもの。新国立競技場に設置された壁画たちです。