井口まみ
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市バスの増便を求めて交渉に行きました

IMG_6005[1]地元の市バス路線の使い勝手が悪くなったというお話がたくさん寄せられます。その人たちが「交通局に交渉に行きたい」と言って「菅地域の市バス利便性向上を願う会」を結成して、ぱっぱと要求をまとめ、23日、川崎市交通局鷲ヶ峰営業所に交渉に行きました。セッティングは私の役割。所長さんと本庁の運輸課の職員が出てくれました。

IMG_6010[1]バス停の場所とか、登戸土地区画整理事業で変更されるルートのこととか、話し合いになる課題もありましたが、「1時間に1本しかないから増便してほしい」「2時間間が空いてしまうのは困る」など、増便に関することは、まとめて「難しい」という回答でした。「今バス事業はずっと赤字で、いかに合理化するかが課題。増便は検討のしようがない」というのです。

参加した人たちは日頃バスを使って病院に行ったり、社会参加の活動をしている人たち。要望は具体的で切実です。所長は「この路線を使っていただいているのは高齢者が多いと認識している」「何とか減らさないようにという努力はしている」とは言いますが、増便はなんともならない、と頭を下げられてしまいました。

私はもうずっと議会でバスの増便を求めており、何が課題かわかっています。一つは市バスを公営とはいいながら「企業」として、独立採算で運営せよという法律を作った国。もう一つはできる路線も一般会計で支えようとしない川崎市。これを変えていくことが大事だと伝えながら、それでもちょっとでもできることはやってほしいと求めました。

所長は「利用されている方たちの声は本当に貴重。しっかりとうけとめたい」と答えて、できることはないか考えるということになりました。参加者も「これからもどんどん意見は伝えていきたい」と意気が上がりました。