井口まみ
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水道企業団の議会が終わりました

9日、神奈川県内広域水道企業団議会が終わりました。企業団の歴史に一石を投じることができたのではないかと、ちょっと自負しています。おかしいことにはおかしいと声を上げる共産党の議員がたった一人でもいれば、やれることがある。こんなに違う、と示すことができたのではないかと思います。

県内の大きな水道事業者四つ(県、横浜、川崎、横須賀)に足りない水を売るのが企業団の役割です。なのに、企業団を大きくして、自治体の方を小さくする計画を、各自治体がまだ決めてもいないのに、どんどん推進していく。この計画に待ったをかけました。その方が効率的だという言い分も突き崩しました。このまま進めば水道料金の値上げだということも暴露しました。ついに来年度予算からこの計画推進の執行額が消えました。

議会が終わったあと、議長から「よく勉強しましたね」と声をかけられました。予算書とにらめっこし、過去の議事録をひっくり返し、市民団体が情報公開で入手してくれた非公開の会議の会議録を読み続けて、何が問題か見つけた時は、やった!と思いました。

328697186_741779383881843_5746028659554296239_nこの議会議員は1年ごとに交代で、川崎市議会ではこんなに引っ掻き回した共産党は排除に走るだろうから、またこの場に来るのは難しいかもしれません。一生の思い出に議場で発言している写真が欲しいと言いましたが、規則でできないとのこと。代わりに、もう来られないかもしれない最寄駅のカフェのパフェを思い出に。

もう一度がっつり論戦して、各地の浄水場を守りたいなあ。そのためにはまず4月に勝ち抜いて、川崎市議会の力関係を変えないと!