井口まみ
井口まみ井口まみ

臨時議会が開かれました

5月22日に第2回川崎市議会臨時会が開催されました。新しいメンバーでの最初の議会は、議長、副議長を決めるなどの選挙があります。ここで一部事務組合の議会議員も決められます。

川崎市議会は、12年前までの40年間以上、議長は第1会派、副議長は第2会派、監査委員は第3、第4会派に割り当て、一部事務組合の議会議員は会派議員の割合で割り当ててきました。それによって、市民から直接選挙でえらばれない一部事務組合の議会にも多様な市民の声が反映できるようにしていました。ところが8年前から選挙で選ぶこととし、共産党だけが落ちるように票がきれいに割られるようになりました。自民党が強硬にこの方式に変えようと言い出したのですが、その時に「川崎市議会と違うことをいう議員を送るわけにはいかない」と大会派のエゴむき出しの攻撃をしたのでした。自民党の言うことだけが市議会の意見ではない!と反撃しましたが、オール与党が加勢して、多勢に無勢でした。

昨年はハプニングがあって、私が神奈川県内広域水道企業団の議員に選出されました。今回もそういうハプニングがないかとちょっと期待したのですが、あらゆる選挙で共産党は8票で落選。私も神奈川県内広域水道企業団の選挙で落選でした。副議長選挙と監査委員の選挙で1人、無効票が出ましたが。

1年間、企業団の議員をやってみて、議会で市民の声を反映するのは当然で、そのために議会はあるのだと実感してきました。仕組みとしてはそういうふうになっていた。私が意見を言う場は本当にたくさんありました。まあ、だからこそ、それが嫌な人たちは私を落としたかったんだろうな、と思います。

悔しいな。この1年間本当にたいへんだったので、また企業団議員になるのはたいへんだと思っていたけれど、やっぱり「水は民主主義だ」と論陣を張りたかったな。市議会で頑張ります。

臨時議会では「低所得者の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」を出すので補正予算を組みましたよという議案がだされ、さっそく代表質疑。市古議員が一部の子どもだけでなくすべての子どもたちに支援を、と市をただしました。また市民の声を届ける仕事が始まります。

石川けんじ議員を監査委員に推薦する演説を行いました