井口まみ
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【2007年第1回定例会( 3月議会)】あらゆる手法を使って市営住宅を増設すべき(2007.3.3)

2007,03,03, Saturday

3月2日開かれた川崎市議会予算審査特別委員会で、日本共産党の井口まみ市議(多摩区選出)は、市営住宅の増設についてとりあげました。
質問では、08年度、市営住宅に申し込んでも落選する人が5000人もいることが明らかになりました。井口市議は「障害を持つ弟さんと暮らす高齢者は、13回落選した。アパートの二階に暮らす80代の女性は、鉄の階段をよじ登るようにして上り下りしている。この人も5回落選している。市は住宅は足りているというスタンスだが、低所得者に必要な住宅は決して足りてはいない。」と求めました。
寒河江啓壹まちづくり局長は、「より困窮化する世帯を高く評価し優遇するポイント制の導入など、既存の住宅ストックの有効活用に取り組む」と、これまでの姿勢に固執しました。
井口市議は、「これから土地探しなどはたいへんなのはわかるので、民間アパートを借り上げるなどの新たしい手法も検討すべき」と要求しました。
井口市議はほかに、通学路の安全を守る学童等交通誘導員と臨時交通整理員の拡充、生活道路の補修費予算の増額などについても取り上げました。